2007年07月15日

軍事的勝利は本当に可能か?



 参考 最終的にはどうするつもり?


 もうブッシュは、自分の世界にこもってしまったのでしょうか?



 まずは12日の会見。


「われわれはイラクで成功を収めることが可能で、もちろん成功する」

 そう思わないとやってられないですよね^^;
 でも、「もちろん」なのかどうかは、疑問です。


「議会が戦争を指揮すべきではない」
「決議を通じて戦争を指揮することは失敗のもと」

 確かに、米議会には宣戦布告の権利しか与えられていません。
 でも、それは仕組みの問題の話でしょ?
 軍事的問題をいちいち審議してる時間なんてないので、一人の人間に判断を委ねようというだけの話で、「戦争を続けるかどうか」なんてのは時間をかけて話し合うことの出来る議会の判断を尊重したほうがいいんじゃないかと思います。
 

「軍の実務面にまで関与しようとする考えは、今日では意味があるとは言えず、将来への良くない前例になる」

 今回のイラク問題自体が、将来への良い前例になるとは思えませんけどね…。


「米軍のイラク撤退を求める法案はいかなるものでも拒否権を行使することを示唆」

 まぁ、人は持ってる権利は行使したくなるのが常ですからね^^;
 人情としては、再可決権(大統領が拒否権を発動しても上下院の2/3が賛成すれば、拒否権を無効に出来る)で可決されるほどの大差がついていない以上、拒否権を行使するのはわかります。

 理解できるからといって、正しいこととは思えませんけどね^^;


 米情報機関が、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の組織力が、2001年9月11日の同時多発テロ以前の状態に戻っていると報告したとの報道に関して、
「全くの事実無根だ」

 自国の情報機関の報告を信じないで、どこの情報を信じるというのでしょうか?

 自分に都合の悪い情報は、無かったことにしたいのはわかりますが、一国の大統領がすることではないでしょう^^;



 続いて、13日のテレビ会議。

「米国はイラク戦争に勝利することができ、また勝利しなければならない」

 「もちろん」だったのが、「しなければならない」に変わりましたね。
 理屈じゃなくて、精神論ですか?
 余裕がなくなりましたね^^;
 
 「しなければならない」ということと「できる」ということの間にはかなりの差があると思うのですが…。
 

「イラクで起こっている出来事、暴力や無秩序状態は米国の安全にかかわる」

 「イラクで起こっている出来事」ってのは、誰が起こしたんでしょうね?
 「結果としてのイラクの現状」は無視して、「原因としてのイラクの現状」に話をすり替えますか?


「やるべき課題は山積している」

 そりゃ、たくさんあるでしょうね。
 問題は、「それが解決できるのか?」という一点だと思います。



 昨年の年末のBBCでキッシンジャーさんがこんなことを言ってましたね。

「イラク戦争 軍事的勝利は不可能」


 この言葉を、改めてブッシュ大統領に捧げます。
posted by コーダイ at 00:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 米国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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