2007年07月13日

核兵器の存在意義



 北朝鮮が、核施設を持つことは恐ろしいことです。
 核兵器の保有など、とても許容できることではありません。

 それを前提にして話を進めます。



 核兵器の存在意義とは何でしょう?

 まずは兵器としてある以上、相手を攻撃するために存在します。

 しかし、あまりに破壊力が大きいので、うかつに使えません。

 なぜなら、相手が同程度の核兵器を持っていた場合、こちらの攻撃に対して、同じかそれ以上の報復を受けるからです。

 
 そこから、相手を壊滅に追い込むだけの核兵器を持てば、相手からの核攻撃を受けるはずがないという戦略が生まれました。
 それが、相互確証破壊(Mutually Assured Destruction, MAD)です。

 その結果、今ある核兵器の量はすごい量になってます(人類を何回滅ぼすことが出来るのでしょう?)。


 さて、そうなると、核兵器の意味が変わってきます^^;

 相手に核兵器を使わせないための「核抑止力」としての核兵器。
 

 これが、米国などが言っている核保有の意義です。



 それが、事実だとするならば、米国と敵対関係にある北朝鮮が

「米国を北朝鮮の敵対国であるとみなしており、実質的に両国は依然交戦状態にある。米国が核問題を口実に、我が国に圧力をかけ続けるならば、軍は米国の核攻撃や先制攻撃に対抗する用意がある」

 ということに対して、米国は否定できないのではないでしょうか?

 米国からの攻撃を抑止するための核兵器を持つことが駄目なら、米国の持つ核兵器も駄目です。


 米国は、自国を特別視しすぎです。


 繰り返しますが、北朝鮮が核を持つことは危険です。
 許してはいけません。

 その理由は、互いに核を突きつけ合った場合、相手が常識のある相手だからこそ、抑止になるからです。
 相手が自暴自棄になった場合、「抑止力」など、まったく意味を持ちません><
 北朝鮮を信頼に値する相手とみなすことは到底無理です。



 ここでもう一度、話を戻します。


 核兵器とは相手の核兵器に対しての「抑止力」であることが事実であるとするならば…。


 広瀬隆さんが面白い定義をなさってます。

「核兵器とは、それが存在している時にも核戦争を起こさず、それが存在していない時にも核戦争を起こさない兵器である」
 (「クラウゼヴィッツの暗号文」 1984 新潮社 広瀬 隆)


 核兵器の存在意義って何でしょう?


 少なくとも、米国が核を保有していい理由がわかりません。

 米国が「世界の警察」だなんて、僕は認めてませんよ。
posted by コーダイ at 17:56| Comment(0) | TrackBack(0) | NORTH KOREA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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